ハーレーとは
1903年にアーサー、ウォルターのダビッドソン兄弟とウィリアム・シルヴェスター・ハーレーによって設立されました。ダビッドソンではなくハーレーの名が先に来るのは、心臓部であるエンジン設計をハーレーが担当したためです。本社工場は見学が可能となっており、2008年には『ハーレーダビッドソンミュージアム』も開設されました。 一時期、アメリカのオートバイメーカーはハーレーダビッドソンの1社だけという時期も存在しました。
日本での歴史
1912年に、日本陸軍が初めて輸入を行ない、後にサイドカーを中心として軍用車両として用いられました。一時期は国内で「陸王」の名でサイドバルブエンジン搭載の車両がライセンス生産・販売されたこともありましたが、製造メーカーが倒産した後は、再び代理店による輸入販売のみとなり、現在は、1989年に日本法人のハーレーダビッドソンジャパン(株)が設立され、正規販売を行なっています。
同社の設立以降、個人平行輸入が激減し、大規模販売ルートを確立させました。各地に正規販売店、レターショップ(販売網)を置きフランチャイズ契約を行なっており、それらのショップには、HOG(Harley Owners Group)Chapterを置いています。